リジンやアルギニンなどのアミノ酸や必須9種類について詳しく解説しています。

覚えておきたい「アミノ酸」の名前や役割について

主なアミノ酸の特徴や種類(必須アミノ酸など)


 

皆様こんにちは。当サイト管理者の「マルちゃん」と申します。
このページでは、マルちゃんが調べたアミノ酸について情報発信しています!3大栄養素の一つ「タンパク質」の構成を司ると言われているアミノ酸を多く含む食品や摂取できるサプリメントなどもご紹介しています。

 



アミノ酸ってヒトの身体にとってどんな意味があるの?

アミノ酸は3大栄養素と呼ばれるたんぱく質の構成を担っています。

 

ですので、タンパク質とは、イコール、

 

たくさんのアミノ酸が結合してできたもの

 

と言えるのです。

 

「タンパク質はアミノ酸」と言っても過言ではありません。

 

その証拠に、タンパク質の栄養素の特徴が
書かれた書物には、

 

各アミノ酸の名前についてそれぞれ
特徴が書かれています。

 

各アミノ酸によって持っている特徴が
それぞれあり、

 

成長由来のアミノ酸や、元気の出る特徴、
臓器が喜ぶ、精神のやすらぎなど

 

様々な分類された特徴があります。

 

ヒトの身体は約10万種類ものタンパク質
関与していて、

 

身体の構成に重要なポジションを持つ
栄養素の一つです。

 

タンパク質はこれだけの種類があるのですが、
何とも不思議なことに、

 

タンパク質を司るアミノ酸の種類は、発見されて
いるもので20種類
です。

 

この20種類が10万近くの種類のタンパク質を
構成しているのです。

 

そして、アミノ酸は「単体でも機能性成分」として
働いてくれます。

 

ですので、「アミノ酸成分のサプリメント」
とても有意義な健康食品といえるのです。

 

 

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アミノ酸の嬉しい特徴は「食べ物が一層美味しくなる」こと

体の中に入ったタンパク質は、アミノ酸に
分解されて吸収されます。

その仕組みは、前文での

「タンパク質」がアミノ酸で構成されている

という説明でわかるかと思います。

さらに、アミノ酸が体へ吸収される仕組み
としての説明以外に、

アミノ酸を語るにあたって、とって
も「おいしい」情報があります!

それが、

「アミノ酸はとても美味しい味を引き出す力がある」

ということです。

基本的にタンパク質は元々味がありません。

しかし、タンパク質がアミノ酸に分解されだすと
「旨み」を引き出す栄養素が現れます。


魚や肉は「新鮮」なものでも美味しさはあります。

しかし、例えば魚を「干物」にするとより旨みが
増します。

肉でも処理してから、2日ほど経過したものが
一層美味しくなると言われています。

そのアミノ酸の中の「うまみ成分」として活躍
しているのが「グルタミン酸」です。

そしてこの「グルタミン酸」の力をさらにパワーアップ
させる栄養素が、

イノシン酸、グアニル酸

と呼ばれる「核酸」の部類の栄養素です。


イノシン酸、グアニル酸がアミノ酸である
「グルタミン酸」と組み合わさると、

旨みが飛躍的に上がると言われています。

グルタミン酸・イノシン酸・グアニル酸を多く含む食品リスト

大豆や乳などのタンパク質も「発酵」によって
アミノ酸に分解され、様々な味が醸し出されます。

納豆・チーズなどがその代表的なものです。

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必須と呼ばれるアミノ酸栄養素は9種類

アミノ酸にもビタミンミネラル同様、
「必須(ひっす)アミノ酸」9種類あります。


  • イソロイシン
  • ロイシン
  • リシン(リジン)
  • メチオニン
  • フェニルアラニン
  • スレオニン(トレオニン)
  • トリプトファン
  • バリン
  • ヒスチジン

です。

「必須」がつく栄養素は、

体内では生成されない栄養素

です。


これら必須アミノ酸は、健康のためバランスよく摂取
することが健康上重要なポイントとなります。

ここから、これら栄養素について解説しています。

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必須アミノ酸9種類の名前と含まれる食材・サプリメント解説

人にとって大切な栄養素「アミノ酸」
について、

 

必須アミノ酸9種類とそのほかのアミノ酸の名前と
それぞれの解説をまとめてみました。

 

まずは必須アミノ酸の9種類をご紹介します。

 

 

 

 

BCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)

 

「BCAA」はバリン・ロイシン・イソロイシンの3つのアミノ酸の
総称です。

 

3つの栄養素の共通点は、
筋肉の重要なエネルギー源ということです。

 

スポーツ選手らがこれらのサプリメント
を運動前や後に摂取することはよく知られています。

 

 

 

バリン

 

特徴・・・成長に関与、筋肉に呼びかける

 

●バリンを多く含む食品

  • 仔牛肉
  • レバー
  • プロセスチーズ

など。

 

 

 

ロイシン

 

特徴・・・肝機能が喜ぶ、筋力に力を授ける

 

●ロイシンを多く含む食品

  • 牛肉
  • レバー
  • プロセスチーズ
  • ハム
  • 牛乳

など。

 

 

 

イソロイシン

 

特徴・・・成長に貢献、筋力に力を授ける

 

●イソロイシンを多く含む食品

  • 仔牛肉
  • 鶏肉
  • プロセスチーズ
  • サケ
  • 牛乳

など。

 

 

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リシン(リジン)

 

リシンは疲れたときに働いてくれるアミノ酸です。

 

肉や3大穀物(米・小麦・トウモロコシ)にはリジン
は少ないそうです。

 

多いのは「豆類」で、「おから」には大豆同様、
リジンを含め、必須アミノ酸がバランスよく
含まれいます。

 

特徴・・・疲労を吹き飛ばす、肝機能が喜ぶ

 

●リシンを多く含む食品

  • 大豆製品
  • 肉類
  • 魚介類
  • 牛乳

など。

 

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メチオニン

 

メチオニンの働きは、血液の中のコレステロールに
「まった」をかけてくれるそうです。

 

活性酸素をも「おさらば」させてくれるという、
今の現代人に多い「ドロドロ」の対策栄養素
といえますね。

 

リジンを摂るのにおすすめの食品は
「枝豆」です。

 

豆と野菜の両方の栄養素を併せ持つ
という、優れた食材のようで、

 

よくお酒を提供しているお店や、
ビアガーデンで、最初に「茹でた枝豆」
が出てきたりしますよね?

 

実はこれは理に叶った一品だそうで、

 

枝豆に含まれるメチオニンが、同じく
枝豆に含まれる、

 

ビタミンB1とビタミンCと協力して、肝機能を
がんばらせる力の素となるそうです。

 

なので、二日酔いの防止には持って来いの
食材だそうです!

 

特徴・・・コレステロール退治、肝機能が喜ぶ

 

●メチオニンを多く含む食品

  • 牛乳
  • 牛肉
  • レバー
  • 全粒粉小麦
  • 羊肉

など。

 

 

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フェニルアラニン

 

フェニルアラニンは心を落ち着かせてくれ
たり、やる気がでるために存在している
ようです。

 

ドーパミンやノルアドレナリン、アドレナリンの
材料的な存在であるといわれています。

 

「フェニルエチルアミン」という成分の材料
にもなるそうで、

 

「フェニルエチルアミン」はヒトが恋をしたとき
などにはおつむの中に多く放出されるというもの。

 

やる気が出ないボーっとした状態の
ヒトに、おつむを元気にするためのパワーが
あると言われています。

 

特徴・・・やる気が出る、心を落ち着かせる

 

●フェニルアラニンを多く含む食品

 

  • 大豆
  • チーズ
  • ごま
  • アーモンド
  • 肉類・魚介類

など。

 

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スレオニン(トレオニン)

 

スレオニンはお酒などの分解力を
高める、ヒトの成長に貢献するような
パワーがあります。

 

穀類には比較的量が少ない言われています。

 

ですので、野菜や穀物を中心の
生活ベジタリアン的な方は不足やすい
ともいえます。

 

特徴・・・成長に貢献、分解する力に優れる

 

●スレオニンを多く含む食品

 

  • 七面鳥・鶏肉
  • ゼラチン

など。

 

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トリプトファン

 

トリプトファンの機能としてよく知られて
いるのは、

 

二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの
分解が得意なナイアシンというビタミンを
作る材料となることです。

 

ビタミンB2とB6を一緒に摂ることで
吸収率が高くなります。

 

他にも心を落ち着かせたり、
する働きがあります。

 

摂り過ぎはよくありません。

 

特徴・・・心の安定に貢献、アセトアルデヒドを
分解する力に優れる

 

●トリプトファンを多く含む食品

 

  • 乳製品(牛乳・チーズ・ヨーグルト)
  • 大豆製品(納豆・豆腐)
  • 魚介類(カツオ・たらこ・シラス)
  • ナッツ類(アーモンド・落花生)

など。

 

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ヒスチジン

 

ヒスチジンは子供時代は体内で合成できなく、
大人は合成できると言われています。

 

子供さんは、ヒスチジンを含む食材も
しっかりととる必要があります。

 

特徴・・・成長に貢献、特に神経を作ること

 

●ヒスチジンを多く含む食品

 

  • 仔牛肉
  • 鶏肉
  • ハム
  • チェダーチーズ

など。

 

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こうして見てみると、各アミノ酸栄養素の
働きにはそれぞれ違った役割があります。

 

大事なのは、
ヒトの体はこれらをバランスよく摂取する必要がある
ということなのですね。

 

最終的には、「バランス」なんですね。

 

摂り過ぎが良くない!ものもありますから
それらもしっかりと意識しましょう。

 

 

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必須以外のアミノ酸の名前と含まれる食材・サプリメント解説

「アミノ酸」の中で
必須以外のアミノ酸の名前と
それぞれの解説をまとめてみました。

●このコーナーの目次
グルタミン酸 ・アスパラギン酸 
タウリン ・ヒスタミン 

 



グルタミン酸


グルタミン酸は頭の働きをアップ
させたり、尿の排泄を促すような働きもあります。

さらに、旨み成分の大元になる栄養素です。

グルタミン酸に「核酸」である、
イノシン酸、グアニル酸が組み合わさると

素材の旨みが一層引き立ちます。

特徴・・・頭の働きがアップする、旨み成分として働く


●グルタミン酸を多く含む食品
  • こんぶ
  • 大豆
  • いわし
  • 緑茶
  • チーズ
  • トマト
など。

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アスパラギン酸


アスパラギン酸は不要なアンモニアを体から
排泄する働きがあります。

実はアスパラギン酸が多く含まれる食材
に「アスパラガス」があるそうです。

だからアスパラギン酸なんですね。

さらに、細胞にある窒素やエネルギーの代謝
を促進させる働きもあり、

それによりスタミナをアップさせる働きもあります。

特徴・・・アンモニアを体から排泄する、エネルギーの代謝

●アスパラギン酸を多く含む食品

  • アスパラガス
  • 大豆・ナッツ類
  • もやし

など。

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タウリン


タウリンはコレステロールを退治する役目があります。

他に心蔵の働きを助けたり、血圧を抑えたり
する機能も。

さらに視神経の緊張をほぐしたりとマルチな
活躍をしてくれます。

特徴・・・コレステロールの退治、血圧の平準化、心臓機能の助け

●タウリンを多く含む食品

  • 貝類(アサリ・シジミ)
  • エビ
  • イカ
  • タコ

など。

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